今年8月に、8年ぶり10作目のオリジナル・アルバム『Banga』をリリースしたPatti Smith。NYのパンク・シーンの草分け的存在で、女性ロックシンガーとしては生きる伝説でもある彼女が’10年に上梓した自伝『ジャスト・キッズ』の日本語翻訳が、12/12に発売されることが決定しました。

同書は、Patti Smithのデビュー・アルバム『Horses』のジャケット写真を撮影し、また、生涯を通して彼女の“パートナー”であった写真家Robert Mapplethorpeとの出会いから別れまでの20年間が記された作品。英書での発売から2年を経ての待望の日本語訳の登場となり、これまでも2人の関係については様々な事実が語られてきましたが、その絆と繋がりが私たちの前に鮮明に浮かび上がってくるのではないでしょうか。42歳という若さでこの世を去ったRobert Mapplethorpe。彼が亡くなる直前に、2人の物語を書くことを約束したことで、Patti Smithは同書を執筆したのだといいます。自伝と謳われつつも、2人の人間について色濃く語られ、微妙な距離とバランスを保ちながら特別な“パートナー”であり続けた所以が同書には綴られているようです。

また、弱冠20歳で、まさに無一文着の身着のままといった状態でニューヨークへ渡ったPatti Smithが、William Burroughs、Allen Ginsberg、Bob Dylan、Janis Joplin、Jimi Hendrix、Andy Warhol、Salvador Dalí、Sam Shepard、Jim Carroll、Todd Rundgrenといった、名前を挙げていくだけで目眩がしそうなほどそうそうたる、60~70年代カウンター・カルチャーの重要人物たちとの交流も随所に記され、当時の魅力的で豊かなシーンも満載の内容で、映画化も予定されているとのこと。こちらも気になりますね!

12/12同日には、Patti Smithが’80年代~ ’07 年までに書かれた28篇の詩を収録した詩集『無垢の予兆』も同時に発売。亡き夫や、弟妹たちなど、愛する者たちへ向けた彼女の言葉も、自伝と合わせて読んでみてはいかがでしょうか。来年’13年には、単独ツアーとしては実に’03年ぶりとなる来日ツアーも決定しているPatti Smith。言葉と音とライヴと、様々な形で彼女の人生そのものに触れてみていはいかがでしょうか。

公式サイト
Patti Smith日本公式サイト

Text by:フクダショウコ


■New Release

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バンガ / パティ・スミス / CD ( Music )

SMJ( 2012-08-08 )

定価:¥ 2,592 ( 中古価格 ¥ 800 より )