ロックミュージックのパイオニア、Jimi Hendrixが11/27に生誕70周年を迎える今年、1969年に開催されたWoodstock Music and Art Festivalでのライヴ映像が、「Hendrix 70: Live at Woodstock」として劇場公開されることが決定しました! 11/29~12/4に、イギリスなどヨーロッパを中心に上映される予定です。

70年に27歳の若さで急逝するまで、天賦の才能でトップ・スターへの道を駆け上がったJimi。右利き用のギターを逆さまに構える独特の演奏スタイルやセンセーショナルなパフォーマンスで世界を魅了し、没後40年を過ぎてなお、多くのミュージシャンに影響を与えています。

69年の8/15~17の3日間にわたり、米ニューヨーク郊外のベセルで開催されたWoodstock Music and Art Festivalでは、Santana、The Grateful Dead、Sly & The Family Stoneらアメリカのロック・バンドからThe Whoといったイギリスのバンドなど、多くの人気アーティストが出演するなか、アメリカでも最大クラスの集客力を誇っていたJimiが大トリを務めました。ヒッピー・ムーブメントの最盛期だった当時、50万人ものヒッピーたちが集まったことでも有名です。

今作は、Jimiがフェスで披露した「Message To Love」など14曲のライブ・パフォーマンスを収録! Jimiと長年タッグを組んできたレコーディングエンジニアのEddie Kramerがデジタル修正を施し、5.1chサラウンドで当時の臨場感を再現。映像にも手が加えられているそうです。さらにライブ映像に加え、Eddieをはじめ「The Jimi Hendrix Eepwrience」の当時のメンバーのBilly Cox(ベーシスト)、Mitch Mitchell(ドラマ―)、フェス主催者のMichael Lang氏によるインタビューも盛り込んでおり、ファンにはたまらない内容になっています。予告を見るだけで、ワクワクしてしまいます。

Jimiの妹で、遺産管理財団「Hendrix Experience」の代表を務めるJanie Hendrix氏は、「HendrixのWoodstock公演が劇場で見られるなんて、とても刺激的な体験になるはずです。この映画は、Jimiのキャリアの頂点であり、私たちにとっても伝説的な瞬間を映し出しています」とコメント。大雨でスケジュールが大幅に押したため、Jimiのステージが翌朝に延期され、実は多くのファンが見れなかったという同公演。スクリーンの大画面で見れるチャンスは、もうないかもしれません。残念なことに日本での公開は予定されていませんが、オフィシャル・サイトで、上映リクエストを受け付けています。なんとか日本でも公開してほしい!

<Woodstock Music and Art Festival セットリスト>

「Message To Love」
「Spanish Castle Magic」
「Red House」
「Lover Man」
「Foxy Lady」
「Jam Back At The House」
「Izabella」
「Fire」
「Voodoo Child (Slight Return) 」
「Star Spangled Banner」
「Purple Haze」
「Woodstock Improvisation」
「Villanova Junction」
「Hey Joe」

ちなみにJimiに関連した映画は、John Ridleyが監督&脚本を担当した伝記映画「All Is By My Side」が、来年公開される予定です。米ヒップホップ・デュオ、OutKastのAndré 3000がJimi役で主演し、アイルランド・ダブリンで撮影が行われていました。しかし、こちらの作品は「Hendrix Experience」の許可が下りず、Jimiの楽曲は使用されないようです。代わりに、André 3000によるThe Beatles、Muddy Watersらのカバー曲が使われるそうです。Jimiの無名時代に焦点を当て、67年のデビュー・アルバム『Are You Experienced?』リリースまでを描くそうです。

Text by:Mio Yamada


Jimi Hendrixオフィシャル・サイト