な、なんと。あのJim Jarmusch監督が、2月28日に初の自分名義でアルバムをリリースします! Jim Jarmusch監督と言えば、『Screamin’ Jay Hawkins: I Put a Spell on Me』に出演したり、John Lurie、Tom Waits、Joe Strummerを俳優として起用したりと音楽方面とも親交の深い監督です。さらに、80年代初頭にはノー・ウェーブバンド“The Del-Byzanteens”のボーカル、キーボードとして活動し、ライヴではJohnとともにステージに立っていました。

John Lurieとステージに立っていたときの映像がこちら。バンドでアルバムがやDVDもリリースするなどしっかりと活動していました。

■The Del Byzanteens 「My World Is Empty」

映像作品はというと、スタイリッシュなモノクロ映像と独特なピリッとした空気。そして、作品ごとに色濃い楽曲が飾られますよね! 『Stranger Than Paradise』はJohn Lurie、Screamin’ Jay Hawkins、『Dead Man』ではNeil Young、Iggi Popなど奇才な音楽を起用し、作品の世界を創りだしてきました。

■『STRANGER THAN PARADISE』■

■『Dead Man Theme』Neil Young■

Important Recordsからリリースされる最新作は、タイトルが『Concerning the Entrance Into Eternity』。オランダ人リュート奏者で作曲家のJozef Van Wissemとともに共同制作しました。アルバムのリリースを記念し、2月3日にはニューヨーク・ブルックリンでライヴを行っています。一足先に聴けた方がうらやましい…!

はやくも同アルバムから、「The Sun of the Natural World Is Pure Fire」が視聴できるので、こちらもチェック! ちなみにJarmusch監督は、昨年にJozefがリリースした実験的アルバム『The Joy That Never Ends』に、ギターでゲスト参加しています。音楽方面にも親交が深い監督です。

ちなみに“カルト界の帝王”ことDavid Lynch監督も、昨年『Crazy Clown Time』をリリース。ご存じ、Karen Oが「Pinky’s Dream」にヴォーカルで参加していたことでも話題を呼びました。なんでしょうか。常人には理解しがたい異世界を創ってしまう人たちは、周りが考える活動のフィールド(映画人、ミュージシャンというくくり)は関係ないのでしょうね。

■David Lynch 「Pinky’s Dream」

Text by:Mio Yamada