フクダショウコ(from WITC)




Weekend In The Cityスタッフのフクダショウコです。Mio Yamadaに引き続き、私もベスト・アルバムを選出しました! 昨年は数をたくさん聴いたので迷いに迷った記憶があり、それに比べたら今年はすんなり決まるかなと思っていたら、意外に10枚に絞るのに難航しました。泣く泣くランク外になってしまった作品も多数……。いつも思うのですが、並べて見ると私らしいな、と。そんなベスト10になったと思います。持論として“1曲目がキラーなアルバムは良い”というのがあるのですが、ベスト3はその典型でした。1曲目の再生回数が異常っていう(笑)。




【ショウコ’s Best Album】



1.Yuck『Yuck』(2011/9/07)

Cajun Dance PartyのDaniel&Maxの新バンドYuck。とにかくサウンドが私好み! やっぱり、私ってオルタナ/グランジが大好きなんですよね……(笑)。今更ジャンルやカテゴリーをどうこう論じるつもりはないのですが、巷で言われている通りPixiesやDinosaur Jr.を彷彿とさせるような直球のグランジ路線のバンドは、ここ最近では珍しいのではないでしょうか。歪んだギターのリフと楽曲全体に漂うノイズに、私自身の音楽的な原体験を思い起こさずにはいられず、無邪気に彼らの音楽に没頭してしまいました。




2.Friendly Fires『Pala』(2011/5/11)

1枚目が出た当時は、アルバムとしてよりも「Paris」がめちゃくちゃ好きだったに留まっていたのですが、今作は作品通して大好きでした。M-1「Live Those Days Tonight」に顕著ですが、作品全体に溢れる南国を思わせるエキゾチックな野生味と、都会の夜のクールでスタイリッシュな雰囲気。そのふたつが絶妙なバランスで絡み合うことで引き出されるトリップ感は、まさしく今年最大級でした。それなのに、今年3回も来日しているのに、1度もライヴでそれを体験することはできなかったという……(涙)。



3.Washed Out『Within and Without』(2011/7/6)

まずジャケが好き(笑)! でもこれはジャケ買いだったとしても成功のパターンです。今年はチルウェイヴ/グローファイの隆盛目覚ましい年でしたが、断トツで好きでしたね。昨年から続く自分内シューゲイズ・ブームがこちらにシフトしていった感じ。もう少し荒削りでトラッシーな音が個人的には好きなのですが、打ち込みによるこのローファイなサウンドが気持ち良かったです。特にバンド・セットでのフジロックのステージは音源と違った表情も見れて、今年のハイライトのひとつですね。




4.Viva Brother『Famous First Words』(2011/8/3)

5.The Strokes『Angles』(2011/4/6)

6.透明雑誌『僕たちのソウルミュージック』(2011/7/13)

7.Veni Vidi Vicious『Good Days』(2011/10/5)

8.The Vines『Future Primitive』(2011/8/24)

9.Foster The People『Torches』(2011/11/2)

10.andymori『革命』(2011/6/8)

【ショウコ’s Best Track】

♪The Strokes「Under Cover of Darkness」

コレしかないかな、と。’11年の音楽ニュースの中で欠かせない出来事だったのが、彼らの約4年ぶりの新作リリース。それを前にしてFREE DLで公開されたこの曲を初めて聴いた時、その時は何でだかわからなかったのですが、どうしようもなく涙が出そうになってしまいました。自分でもビックリするくらいThe Strokesを待っていたのだなあと、振り返ってみてしみじみ思います。そしてサマソニでの彼らのライヴは私の’11年ベスト・ライヴでした。10周年を迎えた彼らが“Everybody’s singing the same song for ten years”と歌うことに、何も考えさせられない訳にはいきませんよね。