北欧はノルウェーというと、“寒い地域”というようなオーソドックスなイメージがまずはパッと浮かんでくるのですが、音楽シーンも多彩で注目すべきポイントのひとつです。北欧の音楽というとメタルの印象も強いのですが、例えばフジロックにも3度出演している北欧エレクトロ・ミュージック界の代名詞とも言えるRöyksoppや、アコースティック・デュオとして熱烈な支持のあるKings Of Convinienceなど、それ以外のジャンルでもノルウェー出身で世界的に活躍をしているアーティストも少なくありません。

そんなノルウェーのミュージック・シーンでここ1~2年のうちに、瞬く間に名前が知れ渡ったのがCasiokids! 本国ではUniversal Records、UKではMoshi Moshi Records、北米ではPolyvinyl Recordといった著名なレーベルからリリース。徹底的にポップでキラキラしたメロディは例えばPassion Pitのそれを思い出しますが、そこにプラスして民族的な旋律と良い意味でのキッチュなサウンドが北欧の匂いを掻き立てます。それに加えて印象的なのはベース・ライン! ここ数年シーンを席巻しているアフロビートを基調とした太い低音のベースがビートを刻みます。デビュー・アルバムは日本のクラブ・シーンでも話題となり、ヘヴィー・ローテーションで夜のフロアを彩っていました。

それに、アートワークもとっても可愛いのです!! デビュー・アルバム『Topp Stemning Pa Lokal Bar』はもこもこの着ぐるみを来た女の子の変顔や、今作の手書きで一色刷りのイラスト、また新聞紙で作った帽子をかぶっているアーティスト写真などなど、一見キュートでありながら少しだけ毒があるような、彼らの音楽と通づる部分にも注目して欲しいです!

そんなCasiokidsですが、11/2にFLAKE RECORDSより待望の2ndアルバム『Aabenbaringen Over Aaskammen』をリリース! スピーカーの向こうからこぼれ落ちてきそうなCasiokidsらしいカラフルなサウンドとビート感溢れる楽曲ばかりで、ライヴでフロアとステージが一体になって飛び跳ねているような光景が今にも浮かんでくるような作品です。

そして、今作を携えてのジャパン・ツアーが、11/10(木)東京・新宿MARZを皮切りにスタートします。すでに先週末TRUMP ROOMでのイベントに出演し盛り上がりを見せていたようですが、今回の日本でのツアーに向けて、日本が誇る世界的大ヒット曲である坂本九「上を向いて歩こう”SUKIYAKI”」のカヴァーを公開するなど、粋なプレゼントも届けてくれています!

Casiokids cover “Sukiyaki” (in Norwegian and Japanese) from Ketil XXX on Vimeo.

今回のツアーでの対バンは、日本からSAWAGIとNOKIES!が迎えられています。SAWAGIは今作のボーナス・トラックでリミックスを手がけており、またNOKIES!は同ツアーとの連動企画で、『Aabenbaringen Over Aaskammen』のCDの帯についているプレゼント引換券を持ってくるとライヴ会場でのみ引き換えることができるCD-Rに収められたCaiokids4曲のリミックスを担当、どちらも共演がとても楽しみなところです。

さらに東京公演ではスペシャル・シークレット・ゲストを含め、LOVE AND HATESやDJでART-SCHOOL/killing Boy木下理樹さんも登場。11/12(土)名古屋PARTY’Zではthatta、11/13(日)大阪Shangri-Laではthe chef cooks me BANDが登場します! Casiokidsというだけでも必見の価値のあるツアーですが、各地日本からの豪華ゲストも決定しており、大満足のツアーとなること間違いなしですので、ぜひ脚を運んでみてはいかがでしょうか?

Casiokidsジャパン・ツアー詳細
Casiokidsオフィシャル・サイト

Text by:フクダショウコ