今年の音楽シーンを賑わした、今注目の音楽ジャンル“チル・ウェイヴ/グローファイ”。ローファイで浮遊感漂う打ち込みサウンド、ノスタルジックでメランコリックなメロディ・ライン、懐かしくて新しい、革新的でありながらオールドスクールな空気を醸し出す、そんな相反する要素が絡み合う、聴けば聴くほどその深みにハマっていくようで、私もすっかり彼の音楽の虜にされています。

このWashed OutやToro Y Moiに代表されるアーティストが新たに形成していったシーンとして、“チル・ウェイヴ/グローファイ”は今年一気に火がつき、Washed Outはバンド・セットにてフジロック深夜のRED MARQUEEに登場しました。溢れる程の人を集め、最上のサイケデリックな空間を生み出していて、今年の最も印象に残っているステージのひとつでもあります。

7月にリリースした『Within and Without』は、音楽早耳リスナーから口コミで大きな話題となり(加えてジャケットも最高じゃないですか! 各方面からジャケット・オブ・ザ・イヤーとの声が聞こえてきそうです!)、聴いているとその浮遊感故にか、現実から少し違うところに引きこまれていく感覚があります。そのトリップ感というのは、いわゆるトランス状態ともまた違い、どちらかというと白昼夢とか遠い過去の記憶との邂逅といったような気分に近いのです。だからちょっぴり切なくもなるのですが。

そんなWashed Outですが、待望の単独来日公演が決定したようです! 1/22(日)大阪FANJ Twice、1/24(火)東京LIQUIDROOM ebisuにて開催予定の同公演、あの深夜のRED MARQUEEの熱狂再びといった感じで、早くも待ち遠しいですね。(しかし、こうも1月の来日公演ばかりだと、お財布とも要相談となってきますね…これは今から計画的に過ごさないと・笑!)

Washed Outジャパン・ツアー詳細
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Text by:フクダショウコ