Rough Trade Recordsと言えば、インディーズ・レーベルとしては老舗&名門のレーベルのひとつですが、本日は同レーベルから1st EPを8月にリリースしたばかりの新人バンドについて書きたいと思います。

名前はHowler。アメリカはミネアポリス出身のバンドなのですが、なんでもRough Tradeが即座に契約を交わしたということで評判となっています。そうした経緯もあり、UKでの知名度も上昇中のようで、11月末からはThe Vaccinesのオープニング・アクトでツアーを回ることも決定しており、またNMEでも注目株として扱われ、1st EP『This One’s Different』のレビューでも高評価を得ているほどです。

肝心のサウンドの方ですが、いわゆるガレージ・ロックを全面に押し出しつつも、The Drumsなどの流れに通じるローファイなサーフ・ロック的要素をスパイスにした、10年世代真正面の音。こう言ってしまうと良いとこ取りな感じもしますが、クールで尖ったイメージを抱かせながら、最終的にはノスタルジックな空気で満たしていくところはちょっと新しい。逆を言えば、親しみやすさはすごくあるのに、The Drumsのようなヘナチョコ(愛を込めて言っています・笑)ってわけでもないのです。


さらには、ロック・キッズをたちまち虜にするようなビジュアルも良いですね! スキニー・ジーンズにコンバースのオールスター!! The Strokesかのような装いはかなりポイント高いですよね、本当に余談ではありますが…(笑)

オフィシャル・サイトでは、メーリング・リストに登録するとEPより「I Told You Once」がフリーでDLできますので、まずはそちらをじっくり聴いてみてはいかがでしょうか? PVも、前述のThe Drumsを彷彿とさせるような、ちょっと懐かしさを感じるような作りは、昔撮ったホーム・ビデオを観ているような感覚になります。

EPの収録曲の中では、個人的には「14Days」もオススメ。イントロからAメロの入りまでのギターのストロークが最高です。来年以降の活躍に期待がかかるHowler、ぜひチェックして欲しいです。

Howlerオフィシャル・サイト

Text by:フクダショウコ