今日は仕事を早々に切り上げ、代々木Zher the ZOOTLKY.(テラコヤと読みます)というバンドのライブを観てきました。邦楽バンドのライブは先日のSISTER JET以来ちょっと久しぶりだったんですが、何というか、もう「!!!」という感じで(どういう感じだ)目からウロコが落ちるとはこの事かと。
普通のバンドってヴォーカルがいて、ギターがいて、ベースがいて、ドラムがいて、というパターンが多いと思うんですが、このTLKY.はキーボード×2、それにドラムの変則3ピースという何とも珍しいギターレスの編成。昔のKeaneみたいな感じでしょうか。
アグレッシブさの中に繊細さが同居するドラム、良く伸びるヴォーカル、どことなく和の香りが漂うピアノとフルート(バンドの演奏でフルートを聴いたのは、私の知っている限りでは初めて)の音色が絶妙に絡んで、1曲目から彼らが持つ独特の世界観にぐわーっと引き込まれます。爽やかな疾走感というよりは、艶っぽい、色気を感じました。女性ヴォーカルだからっていうのもあるのかしら。
哀しいかな、たいていのバンドって良くも悪くも目立つパートとそうではないパートがあるもんなんですが、ここまで3人それぞれの個性が消えないバンドも珍しい。これ、実はかなり凄いです。ライブで生の演奏に触れると、その熱量にはすさまじいものがある。これから彼らはどれくらい加速度的なスピードで成長していくのだろう、って考えさせられました。
モノクロにはモノクロの良さがあって、セピアにはセピアの味があるけれど、やっぱり彼らには美しい織物のような、華やかな極彩色が似合うと思うの。
全力で応援したくなるバンドに出会えました。音楽は人をつなぐ。
[http://www.youtube.com/watch?v=u1aVaiYTPnA:movie]

Text by:Ayaka Ito